グレイトフルデッドにマーケティングを学ぶ

amazonで洋書を見かけたときから気になっていた本です。先日、映画を見に行った際に立ち寄った本屋さんで、たまたま発見。何といつの間にか翻訳がされていました。発起人は、糸井重里さんです。
Grateful Deadは、個人的にも大好きなバンドです。個人的には、趣味と実益を満たす一冊といったところでしょうか。音楽ファンとして、彼らの「やり方」には、以 前から共感していましたが、まさかマーケティング本として、彼らのビジネスを知ることになろうとは想像もしていませんでした。
Graeful Deadは、1960年代にサンフランシスコで誕生したリーダーのジェリー・ガルシアを中心とするバンドです。ライブは録音自由（録音用ブースまで用 意）、録音した音源は自由にシェア、チケットは業者を通さずに自分たちで直接販売などなど、ショービジネスの概念に捕われない独自のビジネスモデルで、年 間5,000万ドルを稼ぎ出してきました。
本書は、デッド流のビジネスのやり方やファンとの繋がり方から、マーケティングを大いに学ぼうというものです。ファン（Grateful Deadのファンは「デッドヘッズ」と呼びます）ならずとも、一気に読めてしまう面白い本です。

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